地元韓国が有利になるように空調を操作していたのではないか」とのことです。
もし事実だとしたらとんでもないことですね
私はバドミントン経験者ではないので空調による風の影響がどの程度のものなのかは分かりませんが、体育館等の室内における”風”の影響力は計り知れないものがあります。
私は学生時代バレーボールをやっていたので経験ありますが、基本的に体育館で練習する時は窓や扉は閉めきって行います。たとえ真夏でもです
夏場は特にサウナ状態になるので息苦しくなるほどですが、それでも窓は開けません。風が入ってきてしまうからです
バレーボールにはサーブだったりトスだったり、風(空気抵抗)を計算に入れた打ち方やプレーが多くあります。それだけ風の影響を受ける競技でもあるということです。
単純に考えて、250グラム前後のバレーボールですらそれだけ風の影響を受けるんですから、わずか5グラム前後のバドミントンのシャトルが受ける風の影響たるやすさまじいものがあるでしょう。
今回の騒動では様々な声が聞こえてきます。
「空調を操作してまで勝ちたいのか!」「また韓国の不正か!」
「負けた選手が弱いだけ」「証拠はない」
などなど…
確かに韓国が空調操作などの不正をしたとの証拠はありませんし、立証は難しいでしょう。
実際日本側は抗議しないらしいですし…
大会運営側の言い分としては、空調に関してはあらかじめ決められた動作をしており、試合中に意図的に操作することは不可能だとしています。
ただ、2日前に停電があったため、なるべく電力を使わないように決められたスケジュールで空調の自動ON/OFFはしていたそうです。
なるほど、そう聞けばコートチェンジなどのタイミングでたまたま空調が止まった、動いたというのがあってもおかしくない。そのON/OFF時に気流が変わり状況が大きく変わる可能性もありますね。
ただ選手たちの声を聞くと、
「こんなの他の国では経験したことがない」「あまりに不可解」「ありえない」
と一様に怒りをあらわにしています。
個人的に思うのは、試合当日のコンディション(天候)が悪いことはどんなスポーツだってあります。雨、風、雪、温度、湿度…いくらでも不利になる条件はあります。
ただ一概にどちらが有利不利とも言えません。
雨が振ってる方が有利な時もあれば向かい風の時の方がいい時もあるでしょう。
そこはやはり勝負の世界、どんなコンディションであれ結果を残すことが求められるワケです。
しかし今回の騒動はそういったことを踏まえた上でなお、納得のいかない不可解な出来事だったようです
空調操作という不正があったのかどうかはわかりませんが、問題なのはむしろ運営・設備の方だと思います。
わずかな気流の乱れすら影響を及ぼす競技なんだから、影響が出やすい状態で空調を稼働させていたことも問題ですし、そもそもアジア大会という大きな大会で停電が起きる、停電が起きたから電力を保ために空調を間欠運転にするとかってもはや論外でしょ(笑)ちょっと呆れるレベルだと思います
確かにオリンピックなどの国際大会に比べたら規模は小さいかもしれませんが、この大会に向けて死に物狂いで努力を重ねてきた多くの選手たちに失礼なハナシだと思いませんか?
つまらない騒動など起きずに、感動の1シーンが生まれるといいですね
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